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試験対策(更新: 2026/10/26)

特定技能2号 土木区分の試験範囲|読むテキスト8つと順番【2026】

特定技能2号(建設)の土木区分は、職長テキスト・学科テキスト1〜4・実技テキスト5〜7の8つのPDFが範囲です。土木だけで読む4つのPDF、UKARUの正答率で見る弱いところ、読む順番をまとめました。

3行まとめ

  • 土木区分の範囲は、職長テキスト・学科テキスト1〜4・実技テキスト5〜7
  • 土木だけのPDFは、学科テキスト1と実技テキスト5〜7の4つ
  • UKARUの学習データでは、土木は実技より学科の正答率が低い

「土木で受けると決めたけれど、JACのページにPDFが多くて、どれを読めばいいか分からない」。特定技能2号(建設)の土木区分の範囲は、JAC(建設技能人材機構)が公開している8つのPDFです。この記事は2026年10月時点の情報で、土木の人が読むテキスト、ほかの区分との違い、UKARUの学習データで見る弱いところ、読む順番をまとめます。

(2026年10月20日更新:試験の範囲を、JACが公開しているテキストの一覧で書き直しました。出典のない出題の割合・頻出テーマの一覧・古い合格率を外し、UKARUの学習データとオリジナル予想問題を足しました)

土木の問題を解いて力を確かめたい人は、土木のオリジナル予想問題(答え・解説つき)へ。この記事は、土木区分の試験の範囲と、テキストを読む順番を説明するページです。

土木区分の試験は、どんな形?

土木区分の試験は、学科40問・実技25問の4択で、どちらも75%以上で合格です。試験の形と合格基準は、建築・ライフライン・設備と同じです。

学科試験実技試験
問題数40問25問
試験時間60分40分
出題形式4択(CBT)4択(CBT)
合格基準75%(40問中30問正解)(出典: JAC 試験情報)75%(25問中19問正解)(出典: JAC 試験情報)
範囲職長テキスト・学科テキスト1〜4実技テキスト5〜7

出典:JAC 試験情報・Prometric 建設分野特定技能2号評価試験

Prometricの案内では、試験時間は合計100分(学科60分+実技40分)です。予約は区分ごとに行い、複数の区分を同時に申し込むことはできません。

試験の予約・当日の流れ・合格率の推移は、3区分に共通の話です。共通の話は特定技能2号 建設の試験対策ガイド(試験の形・合格率・受験までの手順)にまとめています。この記事では、土木の人が何を読むかに絞ります。

土木区分では、どのテキストを読む?

土木区分の範囲は、職長テキスト・学科テキスト1(土木)・学科テキスト2〜4・実技テキスト5〜7(土木)の8つのPDFです。8つとも、JACの試験ページで日本語版を開けます。

テキスト土木だけのものか試験日本語版のPDF
職長テキスト(建設分野特定技能2号評価試験用テキスト)3区分で共通学科leader.pdf
学科テキスト1(土木)土木だけ学科text1d.pdf
学科テキスト2〜43区分で共通学科text2.pdf・text3.pdf・text4.pdf
実技テキスト5(土木)土木だけ実技text5d.pdf
実技テキスト6(土木)土木だけ実技text6d.pdf
実技テキスト7(土木)土木だけ実技text7d.pdf

出典:JAC 試験情報(2026年10月20日に確認)

土木だけのPDFは、学科テキスト1と実技テキスト5〜7の4つです。土木のPDFは、ファイル名が「d」で終わります(text1d・text5d・text6d・text7d)。 建築のPDFは「k」、ライフライン・設備のPDFは「l」で終わるので、開いたファイル名で区分の取り違えを防げます。

JACの試験ページには「学科テキスト1~4、実技テキスト5~7は、1号試験範囲と同じものです。また、職長テキストは、3区分共通のものです」と書かれています。1号の試験で同じテキストを使った人が、2号で新しく読むのは職長テキストだけです。

JACは、テキストを各国語に訳した翻訳版も公開しています。試験は日本語で行われるので、翻訳版で意味を確かめ、日本語版の用語で覚えます。翻訳版の使い方は、JACテキストの読み方(テキスト一覧と翻訳)にまとめています。

土木の人は、建築・ライフライン・設備と何が違う?

土木とほかの2区分との違いは、学科テキスト1と実技テキスト5〜7の中身です。職長テキスト・学科テキスト2〜4と、試験の形・合格基準は、3区分で同じです。

項目3区分で同じもの土木だけのもの
学科の範囲職長テキスト・学科テキスト2〜4学科テキスト1(土木)
実技の範囲—実技テキスト5〜7(土木)
問題数・時間学科40問・60分、実技25問・40分—
合格基準学科・実技とも75%以上—

出典:JAC 試験情報

合格率は、区分ごとに違います。2026年8月に国内で行われた試験の土木の合格率は40.12%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)(663人中266人)でした。2025年10月の55.34%(出典: JAC 公式発表値)(609人中337人)から下がっています。

出典:JACの試験結果PDF(2025年10月・2026年8月)。合格率は受験者数と合格者数からUKARUが計算

月ごとの推移と3区分の比べ方は、特定技能2号 建設の合格率(3区分のデータ)で毎月更新しています。まだ区分を決めていない人は、3区分(土木・建築・ライフライン)の選び方で、今の仕事に合う区分を確かめます。

UKARUの学習データで、土木の弱いところは?

UKARUの学習データでは、土木は実技より学科の初回正答率が低く、学科は合格ラインの75%に届いていません。土木の人は、学科テキスト1(土木)と職長テキストに時間を多く割きます。

UKARUの問題の範囲対応するテキスト初回正答率
土木の学科学科テキスト1(土木)69.7%(出典: UKARU 学習データ)
土木の実技実技テキスト5〜7(土木)86.6%(出典: UKARU 学習データ)
共通の学科職長テキスト・学科テキスト2〜473.8%(出典: UKARU 学習データ)

出典:UKARU 学習データ(共通の学科は2026年10月12日、土木は2026年10月5日集計)。デモ・テスト・管理者のアカウントを除く利用者が、各問題を初めて解いた回答だけを数えた正答率です。利用者が20人未満の数字と、1つの会社の利用者が半分を超える数字は出していません。

この数字は、本番の合格率ではありません。UKARUのオリジナル予想問題を初めて解いたときの正答率です。利用者の数は多くないため、目安として見てください。

実技の正答率が高くても、学科が75%に届かなければ不合格です。 合格基準は、学科と実技のそれぞれに決められているからです。実技の点で学科の不足を埋めることはできないので、土木の人は学科の読み込みを先に増やします。

テーマ別では、土木の学科の「施工体制」の初回正答率が57.5%(出典: UKARU 学習データ)でした(2026年9月28日集計・問題6問)。施工体制は、元請・専門工事業者・職長の関係のような、現場の仕組みのテーマです。現場の作業とは別に、仕組みの言葉を覚え直す必要があります。施工体制の要点と予想問題は、施工体制と建設業法にまとめています。

土木の人は、どの順番で読む?

土木の人は、職長テキスト、学科テキスト1(土木)、学科テキスト2〜4と実技テキスト5〜7(土木)の順に読みます。読んだ範囲の問題をすぐ解き、間違えたところだけテキストに戻ります。

  1. 区分を決めた日:8つのPDFをそろえる。 JACの試験ページから、ファイル名が「d」で終わる土木のPDFと、共通のPDFを開きます。
  2. 1週目:職長テキストを1回通して読む。 職長テキストは、2号で新しく範囲に入ったテキストです。施工体制・工程管理・建設業法のところには線を引きます。
  3. 2週目:学科テキスト1(土木)を読む。 UKARUの学習データで、土木の学科は75%に届いていません。読んだ範囲の問題を土木の予想問題で解きます。
  4. 3週目:学科テキスト2〜4と、実技テキスト5〜7(土木)を読む。 1号で読んだテキストは、間違えた問題の範囲から先に読み直します。
  5. 予約の前:本番と同じ問題数・時間の模試を解く。 学科40問を60分、実技25問を40分で解き、両方とも75%を超えたら予約します。予約のしかたは試験予約のしかたと満席対策にあります。

4週目からの進め方と、試験の前の週にやることは、4週間の学習プランにまとめています。

オリジナル予想問題で確かめる

ここまでの内容を、UKARUがJACの試験情報をもとに作ったオリジナル予想問題2問で確かめます。本番の試験問題ではありません。

予想問題1(土木・試験の範囲)

特定技能2号(建設)の土木区分で、実技試験の範囲になるテキストはどれですか。

  1. 職長テキスト
  2. 学科テキスト2〜4
  3. 実技テキスト5〜7(土木)
  4. 実技テキスト5〜7(建築)

正解:3 解説:JACの試験情報では、実技試験の範囲は実技テキスト5〜7です。実技テキスト5〜7は区分ごとに分かれていて、土木区分の人は土木のPDF(text5d・text6d・text7d)を読みます。1の職長テキストと2の学科テキスト2〜4は、3区分に共通の学科試験の範囲です。4は建築区分のテキストで、土木の試験の範囲ではありません。根拠:JAC 試験情報(試験の範囲とテキストの一覧)。

予想問題2(共通・合格の条件)

土木区分の試験で、学科試験は40問中28問、実技試験は25問中23問が正解でした。この人の結果として、正しいものはどれですか。

  1. 実技が75%を超えているので、合格になる
  2. 学科が75%に届かないので、不合格になる
  3. 2つを合わせて65問中51問の正解なので、合格になる
  4. 学科と実技の割合の平均が80%を超えるので、合格になる

正解:2 解説:特定技能2号(建設)の試験は、学科・実技のそれぞれで75%以上が必要です。学科40問の75%は30問なので、28問(70%)では学科の基準に届きません。1は、実技だけで合否を決めていて誤りです。3の合計(約78%)と、4の平均(81%)は、どちらも合否の基準ではありません。根拠:JAC 試験情報(学科・実技とも合格基準75%以上)。

土木のテキストをそろえるチェックリスト

  • 受ける区分を土木に決めた
  • 職長テキスト(leader.pdf)を開いた
  • 学科テキスト1(土木・text1d.pdf)を開いた
  • 学科テキスト2〜4(text2・text3・text4)を開いた
  • 実技テキスト5〜7(土木・text5d・text6d・text7d)を開いた
  • 学科40問60分・実技25問40分の模試で、両方とも75%を超えた

よくある質問

Q. 土木区分の合格率はどのくらいですか?

2026年8月に国内で行われた試験の土木の合格率は、40.12%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)(663人中266人)です。JACの試験結果PDFにある受験者数と合格者数から、UKARUが計算しました。月ごとの推移は特定技能2号 建設の合格率(3区分のデータ)にあります。

Q. 実務経験がなくても受験できますか?

受験できます。Prometricの案内では、受験できるのは試験日に満17歳以上の人です(インドネシア国籍の人は満18歳以上)。JACによると、班長または職長としての実務経験(0.5〜3年)は、2号の在留資格を取るときに必要です。在留資格の申請手続きは、行政書士にご相談ください。

Q. 学科と実技は別の日に受験できますか?

Prometricの案内では、建設分野特定技能2号評価試験の試験時間は「100分(学科60分+実技40分)」です。学科だけ、実技だけを別の日に受ける案内はありません。学科と実技の両方を、同じ試験の中で受ける準備をします。

Q. 不合格の場合、いつ受け直せますか?

Prometricの案内では、前回の試験日から数えて30日後の試験から受け直せます。受け直す回数に制限はありません。30日の間に、間違えたテーマのテキストを読み直します。受け直しの進め方は結果通知書の読み方と再受験の方法にあります。

Q. 1号のときに使った土木のテキストは、2号でも使えますか?

使えます。JACの試験ページには、学科テキスト1〜4と実技テキスト5〜7は1号の試験範囲と同じものだと書かれています。2号では、これに職長テキストが学科の範囲として加わります。受験の前に、JACの試験ページで今のPDFを開き直してください。

関連記事

試験の形・合格率・受験までの手順は、特定技能2号 建設の試験対策ガイドにまとめています。

ほかの区分の試験の範囲と、区分の選び方:

3区分に共通の学科(職長テキスト)と、実技・試験当日の記事:


この記事のテキストの一覧と試験の形は、2026年10月20日時点でJACとPrometricが公開している情報にもとづきます。テキストや試験のルールは変わることがあります。最新情報は必ず公式でご確認ください(JAC 試験情報・Prometric 建設分野特定技能2号評価試験)。

出典

大山 隆弥志UKARU代表 / 建設業界20年

建設業界で20年の現場経験を持ち、数多くの外国人技能実習生の指導にあたってきた。現在はUKARU代表として、建設分野の特定技能試験対策をDXし、外国人が日本で長く活躍できる環境づくりに注力している。

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