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データ分析(更新: 2026/10/20)

特定技能2号 建設の合格率【2026年9月】3区分の推移と1号比較

特定技能2号(建設)の合格率は、2026年9月の国内試験で土木45.47%・建築50.13%・ライフライン40.52%(JAC公表の人数から計算)。2024年10月からの推移、1号との比較、合格に必要な正解数と予想問題をまとめました。

3行まとめ

  • 2026年9月の2号合格率は土木45%・建築50%・ライフライン41%(JAC)
  • 2025年12月〜2026年5月の幅に入ったのは土木だけ。建築とライフラインは下回ったまま
  • 2024年10〜12月の14〜32%より高い。合格基準は75%

「特定技能(とくていぎのう)2号(ごう)の合格率(ごうかくりつ)はどのくらい?」「どの区分(くぶん)が受(う)かりやすい?」

特定技能2号(建設)の合格率は、2026年9月に国内で行われた試験で、土木45.47%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)・建築50.13%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)・ライフライン・設備40.52%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)です。土木とライフライン・設備では受けた人の半分以上が、建築でもほぼ半分が落ちています。合格に必要なのは、学科40問中30問・実技25問中19問の正解で、合格率が上下しても変わりません。

(2026年10月20日更新:JACが公表した2026年9月の国内試験結果を表に追加しました。「6月以降は下がる傾向」としていた説明を、9月の数字どおりに直しました。9月は3区分とも8月より上がりましたが、2025年12月〜2026年5月の幅に入ったのは土木だけです。)

(2026年10月17日更新:2024年10〜12月の合格率をJACの月別PDFで計算し直して表に入れ、1号との比較、合格に必要な正解数、UKARUの学習データ、オリジナル予想問題を追加しました。)

(2026年(ねん)10月(がつ)1日(ついた)更新(こうしん):JACが公表(こうひょう)した2026年6月・7月・8月の国内(こくない)試験結果(しけんけっか)を表(ひょう)に追加(ついか)し、「高止(たかど)まり」としていた説明(せつめい)を「下(さ)がる傾向(けいこう)」に直(なお)しました。)

この記事(きじ)は2026年10月時点の情報(じょうほう)です。この記事(きじ)では、**JAC(建設技能人材機構(けんせつぎのうじんざいきこう))が公表(こうひょう)する月次(げつじ)受験結果(じゅけんけっか)**と、UKARUの問題(もんだい)データベースから得(え)られた知見(ちけん)をもとに、合格率(ごうかくりつ)の推移(すいい)と傾向(けいこう)を解説(かいせつ)します。

2024-2026年の合格率推移

区分別の合格率データ(JAC公表実績値)

時期(じき)土木(どぼく)建築(けんちく)ライフライン
2024年10月13.89%(144人中20人)31.58%(190人中60人)20.00%(35人中7人)
2024年11月18.34%(169人中31人)19.68%(188人中37人)18.92%(37人中7人)
2024年12月20.54%(185人中38人)16.67%(216人中36人)15.91%(44人中7人)
2025年(ねん)8月(がつ)27.37%31.72%25.23%
2025年(ねん)9月(がつ)29.50%37.16%35.29%
2025年(ねん)10月(がつ)55.34%67.55%56.91%
2025年(ねん)12月(がつ)〜(Prometric化(か))43.86%58.40%50.81%
2026年(ねん)1月(がつ)55.47%62.90%61.45%
2026年(ねん)2月(がつ)59.40%63.39%54.46%
2026年(ねん)3月(がつ)55.65%61.00%53.42%
2026年(ねん)4月(がつ)50.51%58.31%49.12%
2026年(ねん)5月(がつ)46.45%57.03%44.98%
2026年(ねん)6月(がつ)43.84%50.78%47.31%
2026年(ねん)7月(がつ)39.87%47.68%46.15%
2026年(ねん)8月(がつ)40.12%43.55%39.07%
2026年9月45.47%(585人中266人)50.13%(1,133人中568人)40.52%(153人中62人)

2025年(ねん)12月(がつ)以降(いこう)は全国(ぜんこく)Prometric化(か)後(ご)の月次(げつじ)集計(しゅうけい)。出典(しゅってん): JAC月次(げつじ)試験結果(しけんけっか)PDF(2025年12月〜2026年9月分をUKARUが一次(いちじ)転記(てんき))。2026年(ねん)6月(がつ)以降(いこう)は、国内(こくない)実施分(じっしぶん)のPDFの受験者数(じゅけんしゃすう)と合格者数(ごうかくしゃすう)から小数(しょうすう)第(だい)2位(い)まで計算(けいさん)

2024年10月〜2025年9月の合格率は、JACの月別PDF(2024年10月・11月・12月・2025年8月・9月)にある試験日・会場ごとの2号の受験者数と合格者数を、UKARUが月ごとに合計して計算しました。2024年10〜12月は、北海道・東京・香川・広島・大阪の会場の合計です。

2025年10月は2か月で30ポイント以上上がった

2025年10月(1〜30日、北海道・東京・大阪の合計)の2号の試験では、建築の合格率が67.55%になりました。2025年8月の建築は31.72%だったので、2か月で30ポイント以上上がったことになります。

区分2025年8月2025年9月2025年10月2025年10月の受験者数と合格者数
土木27.37%29.50%55.34%609人中337人
建築31.72%37.16%67.55%1,063人中718人
ライフライン・設備25.23%35.29%56.91%123人中70人

出典:JAC 2025年10月 試験結果PDF・JAC 試験情報

2025年8月から10月の3か月で、3区分とも合格率がほぼ2倍になりました。急に上がった理由は、JACから発表されていません。(2026年10月6日更新:2025年10月の受験者数・合格者数と、2025年12月の試験方式の変更点を追加)

全体の傾向

2024年10〜12月の合格率は、3区分とも13.89〜31.58%でした。2025年10月には、建築が67.55%(出典: JAC 公式発表値)まで上がりました。この記事の表の中では、一番高い数字です。

2025年10月は、12月から試験の受け方が変わると告知された直後の回です。受け方の変更点は、この記事の「合格率はなぜ上がり、なぜ下がったのか?」にまとめています。

2026年9月は、土木だけが2025年12月〜2026年5月の幅に入った

2026年9月の合格率は、土木45.47%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)・建築50.13%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)・ライフライン・設備40.52%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)でした。3区分とも8月より上がり、差は土木5.35ポイント・建築6.58ポイント・ライフライン・設備1.45ポイントです。

2026年6月から8月にかけては、3区分とも合格率が下がりました。2025年12月〜2026年5月の6か月の幅と比べると、9月は区分によって違います。

区分2025年12月〜2026年5月の幅2026年8月2026年9月9月と幅の関係
土木43.86〜59.40%40.12%45.47%幅の中
建築57.03〜63.39%43.55%50.13%下限より6.90ポイント低い
ライフライン・設備44.98〜61.45%39.07%40.52%下限より4.46ポイント低い

出典:JAC 月別の試験結果PDF(2025年12月〜2026年9月)の国内の2号の受験者数と合格者数から、UKARUが計算

建築とライフライン・設備の9月の合格率は、2025年12月〜2026年5月のどの月よりも低いままです。 1か月分の数字だけでは、これから上がるのか下がるのかは分かりません。

月(つき)(国内(こくない))2号(ごう)3区分(くぶん)の受験者数(じゅけんしゃすう)合計(ごうけい)合格者数(ごうかくしゃすう)合計(ごうけい)
2026年(ねん)5月(がつ)3,033人(にん)1,597人(にん)
2026年(ねん)6月(がつ)2,426人(にん)1,172人(にん)
2026年(ねん)7月(がつ)2,404人(にん)1,083人(にん)
2026年(ねん)8月(がつ)1,822人(にん)764人(にん)
2026年9月1,871人896人

出典: JAC 2026年9月 試験結果PDFほか、JAC試験情報の月別PDFの数字をUKARUが合計

2号の受験者数は、5月の3,033人から8月の1,822人まで減り、9月は1,871人でした。合格率が上下した理由は、JACから発表されていません。 2024年10〜12月の13.89〜31.58%と比べると、9月の3区分はどれも高い水準です。

Pro Tip
JACの試験結果(しけんけっか)PDFは、実施月(じっしづき)ごと・国(くに)ごとに分(わ)かれています。2号(ごう)の結果(けっか)は「日本(にほん)」の列(れつ)のPDFにのっています。

何問正解すれば合格?合格率と合格基準はどう違う?

特定技能2号(建設)の合格基準は、学科40問中30問・実技25問中19問の正解です。合格基準は毎月同じで、月ごとに変わるのは合格率だけです。

学科試験実技試験
問題数40問25問
試験時間60分40分
合格基準75%(40問中30問正解)(出典: JAC 試験情報)75%(25問中19問正解)(出典: JAC 試験情報)
間違えてよい数10問まで6問まで

出典:JAC 試験情報

合格率とは、その月に受けた人のうち、合格した人の割合です。合格率が40%の月でも60%の月でも、合格に必要な正解の数は同じです。学科と実技の両方で75%以上を取れば、その月の合格率に関係なく合格です。

JACは、月ごとの問題の難しさや、合格率が上下した理由を公表していません。受ける人の準備の度合いも、月ごとに違います。合格率は「受けた人のうち何割が受かったか」の目安として使い、自分が受けてよいかは模試の点数で決めます。

1号の試験と比べて、2号は受かりにくい?

2026年9月の国内の試験では、2号の合格率が1号より低いとは言えません。土木と建築は2号の方が高く、ライフライン・設備は1号が11ポイントほど高い結果でした。

区分1号の合格率2号の合格率
土木31.37%(51人中16人)45.47%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)(585人中266人)
建築47.15%(123人中58人)50.13%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)(1,133人中568人)
ライフライン・設備51.72%(58人中30人)40.52%(出典: JAC 公表の受験者数・合格者数から UKARU 算出)(153人中62人)

出典:JAC 2026年9月 試験結果PDF。PDFの合格率は整数(1号土木31%など)で、小数第2位はUKARUが人数から計算

1号と2号のどちらが高いかは、月によって入れ替わります。2026年8月は、建築だけ1号の方が高く(1号45.45%・2号43.55%)、土木とライフライン・設備は2号の方が高い月でした。2026年9月は、ライフライン・設備だけ1号の方が高い月です。

2026年9月に国内で受けた人は、1号が3区分で232人、2号が1,871人でした。2号を受けた人は、1号の約8倍です。1号の区分ごとの受験者は51〜123人と少ないため、1か月の数字だけで試験の難しさは比べられません。2号の対策は、1号の合格率ではなく、2号の範囲のテキストで考えます。 2号の範囲は、特定技能2号 建設の試験対策(範囲・試験問題の出方)にまとめています。

合格率はなぜ上がり、なぜ下がったのか?

JACは、合格率が上がった理由も、下がった理由も発表していません。公式に分かる大きな変化は、2025年12月に試験の受け方が変わったことです。

2025年12月に変わった試験の受け方

2025年(ねん)9月(がつ)17日(にち)、JACは**2025年(ねん)12月(がつ)から試験(しけん)の実施方法(じっしほうほう)を大(おお)きく変更(へんこう)**すると告知(こくち)しました。

主(おも)な変更点(へんこうてん):

  • 試験会場(しけんかいじょう)を**全国(ぜんこく)約95箇所(かしょ)のPrometricテストセンター**に拡大(かくだい)
  • 複数(ふくすう)Prometric IDの取得(しゅとく)禁止(きんし)(違反(いはん)時(じ)は結果無効(けっかむこう)+1年間(ねんかん)受験資格停止(じゅけんしかくていし))
  • 再受験(さいじゅけん)の間隔(かんかく)を**前回(ぜんかい)から30日以上(にちいじょう)**に制限(せいげん)

2025年12月からの試験の受け方の変更点は、次の5つです。

項目2025年11月まで2025年12月から
申し込みJAC Members アプリPrometric のWebサイト
試験会場限られた会場全国約95か所の Prometric テストセンター
受け直しの間隔月1回前の試験日から30日後以降
複数の IDはっきりした禁止なし禁止。使うと試験結果が取り消され、1年間受験できない
申し込みの開始—2025年10月3日から受付

出典:JAC 試験情報・Prometric 建設分野特定技能2号評価試験

複数 ID の禁止と30日の間隔は、同じ人が短い間に何度も受けて問題を覚えることを防ぐ仕組みです。JACは、この変更を「不正対策」とは説明していません。Prometric の会場では、入室のときに本人確認があります。確認の項目は Prometric の試験規約に書かれています。

この告知の直後の2025年10月に、建築の合格率は67.55%になりました。告知と合格率の上昇に関係があるかどうかは、JACから発表されていません。

12月からの変更で、合格率が2024年10〜12月の水準(13.89〜31.58%)に戻るのではないか、という見方もありました。しかしJACの月次実績(げつじじっせき)(2025年(ねん)12月(がつ)〜2026年(ねん)5月(がつ))では、土木(どぼく)44〜59%・建築(けんちく)57〜63%・ライフライン45〜61%で、2024年10〜12月の水準には戻っていません。その後(ご)、2026年(ねん)8月(がつ)は3区分(くぶん)とも39〜44%まで下(さ)がりました(2026年(ねん)10月(がつ)1日(ついた)更新(こうしん))。2026年9月は、土木が45.47%で2025年12月〜2026年5月の幅に入りました。建築の50.13%とライフライン・設備の40.52%は、2025年12月〜2026年5月の幅の下限を下回ったままです(2026年10月20日更新)。変更点の一覧は、この節の表にまとめています。

どの区分が受かりやすい?

2025年8月から2026年9月まで、この記事の表のすべての月で、建築の合格率が3区分の中で一番高くなっています。2026年9月の差は、建築と一番低いライフライン・設備の間で約10ポイント(9.61ポイント)です。

出典:JACの試験結果PDF(2025年10月・2026年1月・2026年9月)。合格率は受験者数と合格者数からUKARUが計算

一番低い区分は、月によって入れ替わります。2026年1月はライフライン・設備が土木より高く、2026年7月は土木が一番低い月でした。建築の合格率が高い理由は、JACから発表されていません。

区分は、合格率ではなく、今の仕事に合うもので選びます。 区分によって学科テキスト1と実技テキスト5〜7の中身が違うため、仕事と合わない区分では、知らない工事の問題を一から覚えることになります。区分の選び方は、3区分(土木・建築・ライフライン)の選び方にまとめています。

区分ごとの範囲は、土木区分の試験内容・建築区分の試験内容・ライフライン・設備区分の試験内容にまとめています。ライフライン・設備の実技は、ライフライン・設備の実技(実技テキスト5〜7の要点と予想問題)で章ごとに説明しています。

不合格者に共通するパターン5つ

試験の形(4択で、学科・実技とも75%以上)と範囲から、点を落としやすい5つのパターンをまとめます。

パターン1: 学習期間が短すぎる

JACは、勉強の期間の目安を示していません。期間で決めずに、本番と同じ問題数・時間の模試で、学科・実技とも75%を超えてから予約します。 予約を先に入れると、点数が届かないまま試験日が来ることがあります。

パターン2: 安全管理を軽視する

安全衛生は、職長テキストの第3章が範囲です。UKARUの学習データでは、ヒューマンエラーの初回正答率は72.7%(出典: UKARU 学習データ)で、合格ラインの75%を下回りました。「現場でやっているから大丈夫」と思わず、テキストの言葉で覚え直します。

パターン3: 実技試験の対策不足

学科試験(がっかしけん)だけに集中(しゅうちゅう)し、実技試験(じつぎしけん)の対策(たいさく)が不十分(ふじゅうぶん)なケースです。実技(じつぎ)は**図面読解(ずめんどっかい)や施工判断(せこうはんだん)**が問(と)われるため、別途(べっと)の対策(たいさく)が必要(ひつよう)です。

パターン4: 問題の読み間違い

「適切なもの」と「不適切なもの」を読み間違えると、答えを知っていても点を落とします。**日本語(にほんご)の読解力(どっかいりょく)**も試験対策(しけんたいさく)の一部(いちぶ)です。

パターン5: 特定分野だけ集中して他を捨てる

得意分野(とくいぶんや)ばかり勉強(べんきょう)して、苦手分野(にがてぶんや)を捨(す)てる人(ひと)がいます。しかし、学科(がっか)の合格(ごうかく)には75%(40問中30問正解)(出典: JAC 試験情報)が必要(ひつよう)。苦手(にがて)を放置(ほうち)すると合格(ごうかく)ラインに届(とど)きません。

合格者に共通するパターン

合格した人に共通していた行動(毎日少しずつ解く・間違えた問題をその日のうちに解き直す・時間を計って練習する・模試で75%を超えてから受ける)と、会社が勉強の時間を作った実例は、合格の実例と、合格した人に共通していた行動にまとめています。(2026年10月6日更新:合格者のパターンを、合格者の学習データの記事へまとめました)

UKARUの学習データでは、どこで点を落としやすい?

UKARUの学習データでは、土木の学科と、ライフライン・設備の実技の初回正答率が、合格ラインの75%を下回っています。同じ区分でも、学科と実技で弱いところが違います。

次の表は、UKARUのオリジナル予想問題を、利用者が初めて解いたときの正答率です。本番の合格率ではありません。

出典:UKARU 学習データ(2026年10月5日集計)。区分ごとの利用者は20〜40人台と多くないため、目安として見てください。本番の合格率はJACの2026年9月 試験結果PDFから計算

合格には学科と実技の両方で75%が要るので、低い方の科目が合否を決めます。 土木の人は学科テキストと職長テキストを、ライフライン・設備の人は実技テキスト5〜7を先に読み直します。

学科をテーマ別に見ると、次の3つの初回正答率が75%を下回りました。工程管理とヒューマンエラーは、3区分に共通の職長テキストのテーマです。

テーマ初回正答率解説と予想問題
施工体制(土木・学科)57.5%(出典: UKARU 学習データ)施工体制と建設業法
工程管理(共通・学科)71.7%(出典: UKARU 学習データ)工程管理と工程表の読み方
ヒューマンエラー(共通・学科)72.7%(出典: UKARU 学習データ)安全衛生とヒューマンエラー

出典:UKARU 学習データ(2026年9月28日集計)。テーマごとの問題数は6〜10問と少ないため、傾向の目安です

(2026年10月17日更新:出典と集計日がはっきりしなかった「正答率が低い・高いカテゴリ」の一覧を外し、集計日のあるUKARUの学習データに差し替えました。)

オリジナル予想問題で確かめる

この記事の数字を、UKARUがJACの試験情報と試験結果PDFをもとに作ったオリジナル予想問題3問で確かめます。本番の試験問題ではありません。

予想問題1(共通・合格基準)

特定技能2号(建設)の実技試験に合格するために必要な正解の数として、正しいものはどれですか。

  1. 25問中17問以上
  2. 25問中18問以上
  3. 25問中19問以上
  4. 25問中20問以上

正解:3 解説:実技試験は25問で、合格基準は75%以上です。25問の75%は18.75問なので、19問以上の正解が必要です。1の17問は68%、2の18問は72%で、75%に届きません。4の20問は80%で、合格には足りますが、必要な最低の数ではありません。根拠:JAC 試験情報(実技の問題数と合格基準)。

予想問題2(データ・合格率の計算)

2026年9月に国内で2号の建築を受けた人は1,133人で、合格した人は568人でした。合格率に一番近いものはどれですか。

  1. 41%
  2. 50%
  3. 55%
  4. 63%

正解:2 解説:合格率は、合格者数を受験者数で割って求めます。568÷1,133は約0.5013で、50.13%です。1の41%は、同じ月のライフライン・設備の合格率(40.52%)に近い数字です。4の63%は、2026年2月の建築の合格率(63.39%)に近い数字です。3は、計算と合いません。根拠:JAC「2026年9月 試験結果」PDF。

予想問題3(データ・区分の比較)

2026年9月に国内で行われた2号の試験で、合格率が一番低かった区分はどれですか。

  1. ライフライン・設備
  2. 土木
  3. 建築
  4. 3区分とも同じ

正解:1 解説:2026年9月の合格率は、土木45.47%・建築50.13%・ライフライン・設備40.52%でした。一番低いのはライフライン・設備です。2の土木は、ライフライン・設備より約5ポイント高い数字でした。3の建築は、3区分で一番高い数字です。根拠:JAC「2026年9月 試験結果」PDF。

合格率を見たうえで、今日から何をどの順でやる?

合格率が4〜5割の今は、模試で学科・実技とも75%を超えてから予約するのが確実です。次の順で進めます。

  1. 今日:受ける区分の予想問題を解き、学科と実技のどちらが75%に届かないかを確かめます。土木は土木の試験対策、建築は建築の試験対策、ライフライン・設備はライフライン・設備の試験対策で解けます。
  2. 1〜2週目:75%に届かない方のテキストを読み直します。学科は職長テキストと学科テキスト1〜4、実技は実技テキスト5〜7が範囲です。読み方はJACテキストの読み方にあります。
  3. 3週目:本番と同じ、学科40問を60分・実技25問を40分の模試を解きます。4週間で進める計画は4週間の学習プランにまとめています。
  4. 模試で両方75%を超えた日:Prometricで試験を予約します。予約の手順は特定技能2号の試験予約のしかたにあります。
  5. 結果が出た日:不合格なら、前の試験日から30日後以降に受け直せます。結果通知書の見方は結果通知書の読み方と再受験にまとめています。

試験の範囲や試験問題の出方は、特定技能2号 建設の試験対策ガイドにまとめています。合格後に合格証明書の申請で使うアプリは、JAC Members アプリの登録方法で説明しています。

受験の前に、次の項目に印を付けます。

  • 受ける区分の最新の合格率を、JACの月別PDFで確かめた
  • 学科は40問中30問、実技は25問中19問が合格ラインだと分かった
  • 学科と実技のどちらが75%に届かないか、予想問題で確かめた
  • 本番と同じ問題数・時間の模試で、両方75%を超えた
  • 不合格のときに受け直す日(前の試験日から30日後以降)を決めた

よくある質問

Q. 合格率は今後も上がり続けますか?

当初(とうしょ)は12月(がつ)の試験方式変更(しけんほうしきへんこう)で下(さ)がると予想(よそう)されていました。実際(じっさい)にJACは複数(ふくすう)IDでの反復受験(はんぷくじゅけん)を禁止(きんし)し、30日間隔(かんかく)ルールを導入(どうにゅう)しました。2025年(ねん)12月(がつ)〜2026年(ねん)5月(がつ)は、土木(どぼく)44〜59%・建築(けんちく)57〜63%・ライフライン45〜61%でした。6月から8月にかけては3区分とも下がり、8月は土木40.12%・建築43.55%・ライフライン39.07%でした。9月は土木45.47%・建築50.13%・ライフライン40.52%で、2025年12月〜2026年5月の幅に入ったのは土木だけです。 今後上がるか下がるかは、JACの月別PDFで確かめてください。2025年12月からの試験の受け方の変更点は、この記事の「2025年12月に変わった試験の受け方」の表にまとめています。

Q. 2025年12月から、試験の受け方は何が変わりましたか?

申し込みが JAC Members アプリから Prometric のWebサイトに変わり、会場が全国約95か所の Prometric テストセンターに広がりました。受け直しは、前の試験日から30日後以降です。複数の ID を使うと、試験結果が取り消され、1年間受験できなくなります。

Q. 2026年9月の合格率はいくつですか?

国内実施の2号は、土木45.47%(585人中266人)・建築50.13%(1,133人中568人)・ライフライン・設備40.52%(153人中62人)です。 JACの2026年9月 試験結果PDFの数字から計算しました。8月は、土木40.12%・建築43.55%・ライフライン・設備39.07%でした。

Q. 合格率が低い区分を避けるべきですか?

いいえ。自分(じぶん)の実務経験(じつむけいけん)に合(あ)った区分(くぶん)を選(えら)ぶのが最(もっと)も重要(じゅうよう)です。ライフラインの合格率(ごうかくりつ)が低(ひく)くても、電気工事(でんきこうじ)の経験者(けいけんしゃ)なら他(ほか)の区分(くぶん)より有利(ゆうり)な場合(ばあい)があります。

Q. 独学で合格できますか?

はい、独学でも準備できます。JACは試験の範囲のテキストとサンプル問題を公開しているので、教材は自分で手に入ります。独学で進めるときは、模試で学科・実技とも75%を超えたかどうかで、受ける時期を決めます。

Q. 不合格でも次回の試験で有利になりますか?

制度上(せいどじょう)の優遇(ゆうぐう)はありません。しかし、一度受験(いちどじゅけん)すると**出題傾向(しゅつだいけいこう)がわかる**ため、次回(じかい)の対策(たいさく)がしやすくなります。不合格(ふごうかく)の経験(けいけん)は次(つぎ)への大(おお)きな糧(かて)です。結果通知書の読み方と受け直しの進め方は、不合格だったときの結果通知書の読み方と再受験にまとめています。

出典


※この記事(きじ)の合格率(ごうかくりつ)は、JACが公表(こうひょう)した2026年(ねん)9月(がつ)までの試験結果(しけんけっか)にもとづきます。試験(しけん)の日程(にってい)・ルール・最新(さいしん)の結果(けっか)は変(か)わることがあります。最新情報(さいしんじょうほう)は必(かなら)ず公式(こうしき)のJAC 試験情報でご確認(かくにん)ください。

大山 隆弥志UKARU代表 / 建設業界20年

建設業界で20年の現場経験を持ち、数多くの外国人技能実習生の指導にあたってきた。現在はUKARU代表として、建設分野の特定技能試験対策をDXし、外国人が日本で長く活躍できる環境づくりに注力している。

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