3行まとめ
- 2026年6月末、建設の特定技能2号は5,329人で全11分野の1位
- 半年前(1,799人)の約3倍。区分別は建築3,031・土木1,911・ライフライン387
- 建設の1号は52,132人。数字はすべて入管庁の速報値
出入国在留管理庁(入管庁)は、2026年9月29日に「令和8年6月末の特定技能在留外国人数」を公表しました。この記事では、その中から建設分野を中心に数字を整理します。数字はすべて2026年6月末時点の速報値です。
結論:建設の2号は5,329人。2号の分野で一番多い
2026年6月末の建設分野の特定技能2号は5,329人(出典: 出入国在留管理庁 特定技能在留外国人数)で、2号を受け入れている11分野の中で1位です。2号全体(18,295人(出典: 出入国在留管理庁 特定技能在留外国人数))の29.1%を建設が占めています。
| 区分 | 2026年6月末 | 2025年12月末 | 増加率 | |------|------|------|------| | 建設 2号 | 5,329人 | 1,799人 | 196.2% | | 建設 1号 | 52,132人 | 49,323人 | 5.7% | | 特定技能2号 全体 | 18,295人 | 7,955人 | 130.0% | | 特定技能1号 全体 | 425,961人 | 382,341人 | 11.4% |
出典:出入国在留管理庁「特定技能在留外国人数(令和8年6月末)のポイント」
建設の2号は、半年で1,799人から5,329人になりました。増加率は196.2%で、約3倍です。2号全体の増え方(約2.3倍)よりも大きくなっています。
建設の1号は52,132人。増え方はゆるやか
建設分野の特定技能1号は52,132人(出典: 出入国在留管理庁 特定技能在留外国人数)で、1号の19分野の中で4番目に多い分野です。半年前からの増加率は5.7%で、1号全体の11.4%より小さくなっています。
1号の分野別の順位(2026年6月末)は、次のとおりです。
| 順位 | 分野 | 1号の人数 | |------|------|------| | 1 | 飲食料品製造業 | 100,769人 | | 2 | 介護 | 79,884人 | | 3 | 工業製品製造業 | 62,033人 | | 4 | 建設 | 52,132人 | | 5 | 外食業 | 49,060人 |
出典:出入国在留管理庁「特定技能在留外国人数(令和8年6月末)のポイント」
2号の区分別:建築が一番多く、半分以上
建設の2号5,329人を試験の区分で分けると、建築が3,031人で一番多く、全体の半分以上です。次が土木の1,911人、ライフライン・設備の387人です。
| 区分 | 2号の人数(2026年6月末) | |------|------| | 建築 | 3,031人 | | 土木 | 1,911人 | | ライフライン・設備 | 387人 | | 合計 | 5,329人 |
出典:出入国在留管理庁「特定技能2号在留外国人数 第1表・第2表・第3表(令和8年6月末)」
2号の区分の選び方は特定技能2号の区分の選び方で解説しています。
2号の国籍別:ベトナムが約9割
建設の2号の国籍・地域別では、ベトナムが4,776人で、建設の2号の約9割です。
| 国籍・地域 | 建設 2号の人数(2026年6月末) | |------|------| | ベトナム | 4,776人 | | 中国 | 299人 | | インドネシア | 126人 | | フィリピン | 47人 | | ミャンマー | 22人 | | カンボジア | 16人 | | ネパール | 15人 | | タイ | 5人 | | その他 | 23人 |
出典:出入国在留管理庁「特定技能2号在留外国人数 第1表・第2表・第3表(令和8年6月末)」
1号全体では、ベトナム(163,154人)とインドネシア(107,242人)が1位と2位です。インドネシアの1号は、半年前から23.9%増えています。
2号の都道府県別:関東の1都3県で約半分
建設の2号が多い都道府県は、埼玉県・東京都・大阪府・神奈川県・千葉県の順です。埼玉・東京・神奈川・千葉の4つを合わせると2,497人で、建設の2号の約半分になります。
| 順位 | 都道府県 | 建設 2号の人数(2026年6月末) | |------|------|------| | 1 | 埼玉県 | 855人 | | 2 | 東京都 | 654人 | | 3 | 大阪府 | 550人 | | 4 | 神奈川県 | 496人 | | 5 | 千葉県 | 492人 | | 6 | 愛知県 | 380人 |
出典:出入国在留管理庁「特定技能2号在留外国人数 第1表・第2表・第3表(令和8年6月末)」
入管庁の都道府県別の表は、外国人が住んでいる都道府県(住居地)で数えています。会社の所在地や現場の場所ではありません。東京の会社で働き、埼玉に住んでいる人は「埼玉県」に入ります。自社のある地域と比べるときは、この点に注意してください。また、この統計の数字は速報値で、確定値ではありません。
会社と技能者にとっての意味
建設の2号は、半年で約3倍に増えました。建設の1号は52,132人なので、2号の人数は1号の約1割にあたります。
- 会社の方:2号を目指す社員が誰か、いつ試験を受けるかを早めに決めておくと、手続きの準備がしやすくなります
- 技能者の方:2号に進む仲間は、半年で約3倍になりました。試験の合格率は特定技能2号(建設)の合格率で確認できます
なお、入管庁の資料では、育成就労制度が始まる2027年4月1日からの新しい制度で、建設を含む2号に日本語(B1相当以上)が求められるとされています。くわしくは特定技能2号に日本語要件が加わるをご覧ください。
出典:出入国在留管理庁「育成就労制度の概要(令和8年7月改訂)」
UKARUでできること
UKARUは、特定技能2号(建設)の試験対策アプリです。土木・建築・ライフラインの3区分に対応した810問以上(出典: UKARU 学習データ)のオリジナル予想問題で学べます。会社の方は、社員一人ひとりの学習状況を管理画面で確認できます。
出典
- 出入国在留管理庁 特定技能在留外国人数(2026-06-30時点)
- 出入国在留管理庁 特定技能在留外国人数(2026-06-30時点)
- 出入国在留管理庁 特定技能在留外国人数(2026-06-30時点)
- UKARU 学習データ(2026-03時点)
よくある質問
Q. 建設分野の特定技能2号は何人いますか?
2026年6月末時点で5,329人です(入管庁の速報値)。2号を受け入れている11分野の中で一番多く、2号全体18,295人の29.1%です。
Q. 建設分野の特定技能1号は何人いますか?
2026年6月末時点で52,132人です(入管庁の速報値)。1号の分野の中では、飲食料品製造業・介護・工業製品製造業に次いで4番目です。
Q. 建設の2号は、土木・建築・ライフラインのどれが多いですか?
建築が3,031人で一番多く、土木が1,911人、ライフライン・設備が387人です(2026年6月末時点)。
Q. 次の統計はいつ出ますか?
入管庁は、特定技能在留外国人数(速報値)を半年ごとに1回公表するとしています。今回の6月末の数字は、2026年9月29日に公表されました。
この記事は、出入国在留管理庁の公表資料にもとづき、UKARUが整理したものです(2026年9月時点。数字は2026年6月末の速報値)。最新情報は必ず出入国在留管理庁「特定技能在留外国人数の公表等」でご確認ください。