この記事の要点:
- 区分は 今の仕事の内容 で選ぶのが基本
- 3区分の中で合格率が最も高いのは 建築
- 区分を間違えると勉強が無駄になるので、最初の選択が重要
3区分の概要
特定技能2号建設分野の試験は、3つの区分 に分かれています。
| 区分 | 対象の仕事 | 2025年合格率 | |------|-----------|------------| | 土木 | 道路、橋、トンネル、河川の工事 | 約40% | | 建築 | 建物の建設・改修工事 | 約48%(最高) | | ライフライン・設備 | 電気、水道、空調、ガスの工事 | 約35% |
出典: 出入国在留管理庁 統計
各区分の詳しい試験内容は、以下の記事で解説しています。
区分の選び方フローチャート
次の質問に答えて、自分に合った区分を見つけましょう。
質問1: 今の仕事は何ですか?
道路・橋・トンネル・河川の工事をしている → 土木 を選んでください
建物を建てる・直す工事をしている → 建築 を選んでください
電気・水道・空調・ガスの工事をしている → ライフライン・設備 を選んでください
質問2: 複数の仕事をしている場合は?
複数の分野の仕事をしている方は、最も経験が長い分野 を選びましょう。経験がある分野の方が、試験の内容を理解しやすいです。
質問3: 会社から指定がある場合は?
雇用先の会社から区分を指定されている場合は、その区分を選んでください。在留資格の変更は、雇用先の業務内容と合致している必要があるためです。
各区分の詳しい比較
土木
こんな人に向いている:
- 道路や橋の工事現場で働いている
- 土工事やコンクリート工事の経験がある
- 重機の操作経験がある
試験の特徴:
- 出題範囲が 最も広い
- 土工事、コンクリート、基礎工事、安全管理など
- 受験者数が最も多い
建築
こんな人に向いている:
- 建物の建設現場で働いている
- 鉄筋・型枠・仕上げ工事の経験がある
- 建築図面を読める
試験の特徴:
- 合格率が最も高い(約48%)
- 躯体工事と仕上げ工事の両方が出題される
- 構造と仕上げの幅広い知識が必要
ライフライン・設備
こんな人に向いている:
- 電気工事や配管工事をしている
- 空調やガスの設備工事の経験がある
- 設備図面を読める
試験の特徴:
- 専門性が最も高い
- 電気・給排水・空調・消防の4分野から出題
- 合格率は最も低いが、専門知識があれば有利
失敗しやすいポイント
合格率だけで選ぶ
建築の合格率が高いからといって、建築を選ぶのは危険です。自分の経験と合わない区分 を選ぶと、かえって不合格になりやすくなります。
区分と在留資格の不一致
合格後の在留資格変更では、雇用先の業務内容 と 受験した区分 が一致している必要があります。事前に会社に確認しておきましょう。
準備不足で受験する
どの区分を受験するか決めたら、最低3ヶ月 は集中的に勉強してから受験してください。
よくある質問
Q. 途中で区分を変更できますか?
はい、再受験時に区分を変更できます。ただし、区分が変わると出題範囲が大きく変わるため、再度しっかり準備する必要があります。
Q. 複数の区分を同時に受験できますか?
同時に複数の区分は受験できません。1回の試験で受けられるのは 1つの区分 のみです。
Q. 区分によって在留期間に違いはありますか?
いいえ、どの区分で合格しても、在留期間に違いはありません。特定技能2号は全ての区分で在留期間の制限がなく、更新が可能です。
次にやること
区分が決まったら、今日から試験対策を始めましょう。UKARUでは、3区分それぞれに対応した問題を用意しています。