特定技能2号建設分野の実技試験は**25問/40分で、合格基準は75%(19問以上正解)**です。
学科試験と違い、実技試験は**現場での実務経験**が直接問われます。この記事では、実技試験の出題パターンと対策法を解説します。
実技試験の出題パターン
実技試験は大きく4つのパターンに分かれます。
パターン1: 写真問題(配点の約30%)
写真を見て、工具・材料・機械の名前や用途を答える問題です。
対策:
- 自分の区分でよく使う工具の名前を写真で覚える
- 似ている工具の違いを明確にする(例: ラチェットレンチとモンキーレンチ)
- UKARUの問題で写真問題を繰り返し練習する
パターン2: 施工手順の並べ替え(配点の約25%)
作業の正しい順番を選ぶ問題です。
対策:
- 主要な施工手順を覚える
- 土木: 掘削→床付け→基礎→埋め戻し
- 建築: 墨出し→型枠→鉄筋→コンクリート打設
- ライフライン: 配管ルート確認→支持金具→配管→圧力試験
パターン3: 不具合の判定(配点の約25%)
施工の写真を見て、不具合があるかどうか、ある場合は何が問題かを答える問題です。
対策:
- 「よくある不具合」のパターンを覚える
- コンクリートのジャンカ、鉄筋のかぶり不足、配管の勾配不良等
- 安全基準の数値を覚える
パターン4: 安全対策の選択(配点の約20%)
特定の作業で必要な安全対策を選ぶ問題です。
対策:
- 保護具の種類と使用場面を覚える
- 高所作業: 安全帯、ヘルメット、安全ネット
- 電気作業: 絶縁手袋、絶縁靴、検電器
- 有害物質: 防塵マスク、保護メガネ
区分別の頻出テーマ
土木
| 順位 | テーマ | 出題傾向 | |---|---|---| | 1 | 掘削・土留め | 施工手順、安全対策 | | 2 | コンクリート施工 | 打設手順、養生方法 | | 3 | 測量器具 | 写真から器具名を答える | | 4 | 建設機械 | 名称と用途 | | 5 | 型枠工事 | 施工手順、不具合判定 |
建築
| 順位 | テーマ | 出題傾向 | |---|---|---| | 1 | 鉄筋工事 | 配筋、かぶり、継手 | | 2 | 型枠工事 | 組立手順、精度管理 | | 3 | 仕上げ工事 | タイル施工、塗装 | | 4 | 防水工事 | 施工手順、材料選択 | | 5 | 足場工事 | 組立基準、安全対策 |
ライフライン
| 順位 | テーマ | 出題傾向 | |---|---|---| | 1 | 配管接続 | 接続方法、工具選択 | | 2 | 電気配線 | 配線方法、安全距離 | | 3 | 空調設備 | 冷媒配管、ドレン勾配 | | 4 | 給排水 | 配管勾配、トラップ | | 5 | 消防設備 | スプリンクラー、消火器 |
40分の時間配分
25問を40分で解くため、**1問あたり約1分36秒**が目安です。
推奨の時間配分:
| フェーズ | 時間 | やること | |---|---|---| | 第1フェーズ | 20分 | 自信のある問題を先に解く | | 第2フェーズ | 15分 | 迷った問題に戻る | | 第3フェーズ | 5分 | 見直し・空欄チェック |
よくある間違いと対策
- 写真問題で焦る: 見たことのない工具が出ても、消去法で解ける
- 施工手順の逆転: 「準備→施工→検査→片付け」の基本フローを忘れない
- 安全対策の見落とし: 「高さ2m以上=墜落防止」等の数値基準を必ず確認
まとめ
実技試験は**現場経験があれば有利**です。普段の仕事で使っている知識を「日本語で答えられるか」がポイントです。
UKARUでは実技試験対策の問題も収録しています。試験対策ページから、自分の区分を選んで練習を始めましょう。